まずは日本からスイスへの安い国際電話のかけ方を、私が調べたり、実際に使った格安やお得とされた14社の中から「後払い式」、「プリペイド(前払い式)」、「その他」で分け、
それぞれで1番安い国際電話料金を出しました。
スイスの場合、「後払い式」では楽天でんわ、「プリペイド」ではブラステル、「その他」ではTelinkと出ました。
■ 3つの料金差を徹底比較
楽天でんわとブラステル、そしてTelinkの国際電話料金を比較すると、一部でTelinkが、1分あたりの通話料金が安いことが分かります。
自分→相手 楽天でんわ Telink(プランA/後払い) ブラステル 固定→固定 - ¥10/分+アクセスポイントまでの通話料金 ¥34.5/分固定→携帯 - ¥100/分+アクセスポイントまでの通話料金 ¥46.5/分携帯→固定 ¥20/分 ¥10/分+アクセスポイントまでの通話料金 ¥40/分携帯→携帯 ¥20/分 ¥100/分+アクセスポイントまでの通話料金 ¥52/分*ここでの情報は2021年11月時点で確認したデータを参照しています。
最低支払金額 不要 不要 \2,000〜/回
■ アクセスポイントまでの通話料金って何?
そもそも、Telinkはなぜ「その他」という分類をしているのか?
それは、2つの理由があります。
1つは、このサービスが後払い式としても前払い式としても利用できるサービスだからです。
*後払い式と前払い式の違いについては、後ほど解説します。
そしてもうひとつは、アクセスポイントまでの料金が必要になるからです。
Telinkでは、
あなたの電話機→(国内電話料金)アクセスポイント→(国際電話料金)相手先電話
という構図で電話が成立します。
つまり、アクセスポイントまでの通話料とは、国際電話をかける上で、
あなたの電話機から日本国内にある番号宛にかける通話料のことです。
そして、あなたの通話中の負担額は、国内電話料金+国際電話料金なのです。
ちなみにかけ方は、
1. Telinkにアクセスして、「お申込み」から基本料金や初期費用が無料の「プランA」の「後払い」として
発信機として使う電話番号や支払方法を簡単無料登録を完了する
2. アクセスポイント(接続番号)に電話をかける
3. 自動音声ガイダンスが流れる
4. 国番号 + 電話番号 + #をダイヤルする
5. 海外の相手先の電話につながる
と、シンプルで無料の登録後すぐに使えるようになっています。
アクセスポイントは、札幌・仙台・東京・立川・千葉・神奈川・浦和・静岡・名古屋・富山・大阪・広島・福岡にあります。
■ 具体的に国内電話料金=アクセスポイントまでの通話料はいくらなのか?
鋭い人は気づくかもしれませんが、一般的な固定電話会社の場合、県内や県外発信になるかによって、
また同一県内でも発信元〜着信元の距離によって国内電話料金が変わります。
そして、時間帯でも料金は変動します。
この場合、費用がわかりにくくなりますよね?
残念ながら、基本的にはどうしても自分の家の固定電話の契約内容(料金)に準ずるため、各自の確認が必要です。
しかし、参考までに格安な国内電話料金として考えられている方法を紹介します。
それは、NTTの「ひかり電話」です。
これを例にした場合の「具体的に国内電話料金=アクセスポイントまでの通話料はいくらなのか?」を計算してみます。
この場合、アクセスポイントまでの国内通話料金は、一律¥8.8/3分という安い国内料金でかけられます。
(3分8.8円なので、3分話すとよりお得な通話料金になります)
この料金を上記の比較表にあるTelinkの国際電話料金である固定電話宛¥10/分に加えて比べてみると¥18.8/分、
携帯電話宛国際電話料金の¥100/分に加えると¥108.8/分となります。
次に、携帯の場合ですが、これも料金プランによりますが、例として¥22/分にしてみます。
この場合、固定電話宛国際電話料金分の¥10/分に合わせると¥32/分、携帯電話宛の¥100/分に加えると¥122/分となります。
以上をまとめてみます。
自分→相手 楽天でんわ Telink(プランA/後払い)
ひかり利用の場合ブラステル 固定→固定 - ¥18.8/分 ¥34.5/分固定→携帯 - ¥108.8/分 ¥46.5/分携帯→固定 ¥20/分 ¥32/分 ¥40/分携帯→携帯 ¥20/分 ¥122/分 ¥52/分
最低支払金額 不要 不要 \2,000〜/回
■ 最低支払い金額って何? 〜重要なポイント〜
国際電話サービスは、大きく分けて2種類のサービスが存在します。
それが、前払い式=プリペイドと後払い式(ポストペイド)です。
後払い式の場合、単純に使った分を後で支払いことになりますが、
プリペイドの場合は、「先に収めた金額」から利用中の通話料金が差し引かれていくことになるため
この「先に収める金額」が必要になります。
そして、残念なことに、「先に収める金額」は、数十円や数百円単位ではできません。
これが、プリペイドとしてサービス提供をしている会社の利益のポイントにもなっているようです。
さて、具体的にこのページでの話に合わせて考えてみますと、
まずは、ブラステルがプリペイドであることに注目します。
前払い=最低先払い金額は使う覚悟を持つということです。
ブラステルの場合の最低前払い料金は¥2,000です。
つまり、¥2,000は最低必要金額になります。
楽天でんわとTelinkはどうなのか?
後払い式が可能となるため、最低必要金額は¥0です。
つまり使った分だけが必要金額になる上、Telinkとブラステルとの料金差は「固定→携帯」においては、1分あたりの料金差の割りに、
ブラステルは最低必要金額¥2,000がかかることを考えると、
Telinkを使って¥2,000に到達するまでにかかる約19分間以内での国際電話利用を考えているならば、Telinkの方が結果的に安くなると計算できます。
なお、「固定→固定」に関しては、料金表の比較の段階でTelinkがお得となります。
また、同じ後払いの楽天でんわとTelinkを比較した場合、固定電話からの発信で考えるならば、
楽天でんわは基本的にスマホと携帯からの国際電話サービスのため、Telinkがお得となります。
次に携帯発信の場合を見ましょう。
携帯発信の場合、通話料金表を見て分かるように楽天でんわが最も格安で安いかけ方となります。
以上を総合的に判断して、日本からスイスへ安い国際電話のかけ方は、「固定電話発信」に関しては、
Telink(プランA/後払い)
です。 (ひかり電話の例で考える場合)
しかしながら、「携帯電話発信」に関しては、料金比較からも断然に安い方となる
楽天でんわ
が日本からスイスへ格安な国際電話のかけ方となります。
■ 知らないと損をする、「利用明細」/「リチャージ」/「通話途中切断」/「有効期限」有無などのリスク
後払いが可能なTelinkや楽天でんわでは残り残高に悩まされず、大事な通話途中で切られる心配がありません。
そして利用明細も確認ができるので、請求された金額が正しいか?いつ使った分の料金か?で困ることがありません。
ブラステルはプリペイドゆえに、これらのサービスが不安です。
まず、ブラステルのようにプリペイドは、残高が不足した際のリチャージの手間がかかるだけでなく、
その度に、先に「■ 最低支払い金額って何? 〜重要なポイント〜」で説明をした最低金額必要が¥2,000からになります。
つまり、チャージの度にここまでの考え方を繰り返すことになります。
そして、 長く話せば話すほど、前払いで支払っている料金分以上に1回の通話が長引いてしまう可能性もあります。
長く話す=途中で切れてしまう可能性がプリペイドには付き物・・・
長く話すからこそ、途中で切れるリスクは困る!のであれば、多少の差額があったとしても安心保険として
出来る限り後払いが可能なサービスを利用することが、より一層にお勧めになります。
☆さらにワンポイントコーナー☆
ブラステルに限らず、他にもあるプリペイドサービスは、必ずといっていいほど有効期限や紛失時のリスクがあります!
有効期限が過ぎてしまった場合、先に収めた金額分を使い切っていなければ消えてしまいます。
また、紛失してしまった場合も、プリペイドカードの再発行は出来ても、残高が返金されないことは良くある事です。
先にも紹介しましたが、だからといって小額の納金では、通話途中で電話が切れてしまうリスクもある。。。さらにチャージするまでに時間もかかる・・・
しかし、そんなことで悩まなくても、後払い式のサービスなら安心して使えます。
☆最後にもう1つ☆
万が一利用するサービスに満足できない時や不正利用が発覚した時。
きっと不服があるとして、料金の支払いを素直に認めたくないですよね?
私も同じです。
しかし、プリペイドでは前払いした分から瞬時に自動で引き抜かれてしまうことを覚えておきましょう。
このことからも、後払いが可能なサービスを利用できることは大きなメリットと安心になります。
以上を再度まとめると、私の経験からのおすすめとしては、
「固定発信」に関しては、Telink(プランA/後払い)
「携帯発信」に関しては、楽天でんわが、総合的な判断における日本からスイスへお勧めの安い国際電話のかけ方になります。
*スイスの国番号は、「41」です。
既にスイスに国際電話を利用されている人は、比較してみていかがですか?今、あなたは結果的に損をしていませんか?
もちろん、他にも通話料金だけで比べればもっと安いサービスはあると思います。通話料金を安くすることはもちろんですが、加えて初期投資費用、各種手数料、手続きの手間、
通話品質とリスク、サービス会社のサポート体制など、調べた限りで分かった部分を
総合的に判断しての比較を出し、1つのオススメとしています。
とくかくもっと格安な国際電話のかけ方を!と思われたり、もっと良いサービスがあるはず!と思われる方は、
是非ここも1つの参考としながら他へのリサーチを少し行ってみてください。
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