まずは日本からメキシコへの安い国際電話のかけ方を、私が調べたり、実際に使った格安やお得とされた14社の中から「プリペイド(前払い式)」、「後払い式(その他)」で分け、
それぞれで1番安い国際電話料金を出しました。
メキシコの場合、「プリペイド」ではブラステル、「後払い式(その他)」ではTelinkと出ました。
■ 2つの料金差を徹底比較
自分→相手 Telink(プランA/後払い)
国内アクセスを固定発信はひかり電話/携帯発信は楽天でんわの場合ブラステル 固定→固定 ¥18.8/分 (国際\10/分+国内\8.8/3分) ¥13.5/分固定→携帯 ¥18.8/分 (国際\10/分+国内\8.8/3分) ¥26.5/分携帯→固定 ¥32/分 (国際\10/分+国内\22/分) ¥24/分携帯→携帯 ¥32/分 (国際\10/分+国内\22/分) ¥37/分*ここでの情報は2021年11月時点で確認したデータを参照しています。
最低支払金額 不要 \2,000〜/回
■ 最低支払い金額って何? 〜重要なポイント〜
国際電話サービスは、大きく分けて2種類のサービスが存在します。
それが、前払い式=プリペイドと後払い式(ポストペイド)です。
後払い式の場合、単純に使った分を後で支払いことになりますが、
プリペイドの場合は、「先に収めた金額」から利用中の通話料金が差し引かれていくことになるため
この「先に収める金額」が必要になります。
そして、残念なことに、「先に収める金額」は、数十円や数百円単位ではできません。
これが、プリペイドとしてサービス提供をしている会社の利益のポイントにもなっているようです。
さて、具体的にこのページでの話に合わせて考えてみますと、
まずは、ブラステルがプリペイドであることに注目します。
前払い=最低先払い金額は使う覚悟を持つということです。
ブラステルの場合の最低前払い料金は¥2,000です。
つまり、¥2,000は最低必要金額になります。
Telinkはどうなのか?
後払い式が可能となるため、最低必要金額は¥0です。
以上を考えると、 1分あたりの料金差の割りに、ブラステルは最低必要金額¥2,000がかかることから、
Telinkを使って¥2,000に到達するまでにかかる時間以上の通話以内での国際電話利用を考えているならば、
Telinkの方が結果的に安くなると計算できます。
これは、例えば最も料金の高い「携帯→固定」の場合で¥32/分です。
つまり、Telinkを使って¥2,000に到達するまでにかかる約64分以上の通話以内での利用を考えているならば、
Telinkの方が結果的に安くなると計算できます。
以上を総合的に判断して、日本からメキシコへ安い国際電話のかけ方は、Telink(プランA/後払い)
です。(固定電話からの発信については国内アクセスポイントまでひかり電話でかける例で考えた場合)
例外として、約112分間以上(固定→固定)もしくは約64分以上(固定→携帯)にこだわった使用が有る場合は、ブラステルとなります。
■ 知らないと損をする、「利用明細」/「リチャージ」/「通話途中切断」/「有効期限」有無などのリスク
後払いが可能なTelinkでは残り残高に悩まされず、大事な通話途中で切られる心配がありません。
そして利用明細も確認ができるので、請求された金額が正しいか?いつ使った分の料金か?で困ることがありません。
ブラステルはプリペイドゆえに、これらのサービスが不安です。
まず、ブラステルのようにプリペイドは、残高が不足した際のリチャージの手間がかかるだけでなく、
その度に、先に「■ 最低支払い金額って何? 〜重要なポイント〜」で説明をした最低金額必要が¥2,000からになります。
つまり、チャージの度にここまでの考え方を繰り返すことになります。
そして、 長く話せば話すほど、前払いで支払っている料金分以上に1回の通話が長引いてしまう可能性もあります。
長く話す=途中で切れてしまう可能性がプリペイドには付き物・・・
長く話すからこそ、途中で切れるリスクは困る!のであれば、多少の差額があったとしても安心保険として
出来る限り後払いが可能なサービスを利用することが、より一層にお勧めになります。
☆さらにワンポイントコーナー☆
ブラステルに限らず、他にもあるプリペイドサービスは、必ずといっていいほど有効期限や紛失時のリスクがあります!
有効期限が過ぎてしまった場合、先に収めた金額分を使い切っていなければ消えてしまいます。
また、紛失してしまった場合も、プリペイドカードの再発行は出来ても、残高が返金されないことは良くある事です。
先にも紹介しましたが、だからといって小額の納金では、通話途中で電話が切れてしまうリスクもある。。。さらにチャージするまでに時間もかかる・・・
しかし、そんなことで悩まなくても、後払い式のサービスなら安心して使えます。
☆最後にもう1つ☆
万が一利用するサービスに満足できない時や不正利用が発覚した時。
きっと不服があるとして、料金の支払いを素直に認めたくないですよね?
私も同じです。
しかし、プリペイドでは前払いした分から瞬時に自動で引き抜かれてしまうことを覚えておきましょう。
このことからも、後払いが可能なサービスを利用できることは大きなメリットと安心になります。
以上を再度まとめると、私の経験からのおすすめとしては、
Telink(プランA/後払い)が、総合的な判断における日本からメキシコへお勧めの安い国際電話のかけ方になります。
*メキシコの国番号は、「52」です。
既にメキシコに国際電話を利用されている人は、比較してみていかがですか?今、あなたは結果的に損をしていませんか?
もちろん、他にも通話料金だけで比べればもっと安いサービスはあると思います。通話料金を安くすることはもちろんですが、加えて初期投資費用、各種手数料、手続きの手間、
通話品質とリスク、サービス会社のサポート体制など、調べた限りで分かった部分を
総合的に判断しての比較を出し、1つのオススメとしています。
とくかくもっと格安な国際電話のかけ方を!と思われたり、もっと良いサービスがあるはず!と思われる方は、
是非ここも1つの参考としながら他へのリサーチを少し行ってみてください。